Introduction of our service


商材のご紹介

通販と物流。特有の強みを持つ会社が誕生。
多様で柔軟なサービス提供で、顧客課題を解決。

ベルーナ・ジーエフ・ロジスティクス

代表取締役 森田篤史

会社設立経緯

Q:設立の経緯をお聞かせください。

ベルーナ領家丸山流通システムセンターでは以前、自社の物流旗艦センターを運営していました。2014年8月、埼玉県比企郡吉見町に自社倉庫を移転するに伴い、本センターは3PL専用の倉庫にリニューアルをしました。

このタイミングで大規模案件を受注する機会があり、規模的にそれまでの体制では難しいと予想されました。その際、協業相手としてお願いをしたのが、国内外に多くの拠点を持つ物流大手、ジーエフ社だったのです。

通信販売のベルーナ、物流のジーエフ、それぞれの強みを活かし、2015年5月に合弁会社として設立されたのが、当社ベルーナ・ジーエフ・ロジスティクスです。

DINETTE株式会社様

異なる強みを持つ2社だから生まれた、いくつものアドバンテージ

Q:事業の強みについてお聞かせください。
長年通信販売を行ってきたベルーナと、大規模物流のプロであるジーエフが互いのノウハウを共有し、それぞれの強みを持ちあっていることが当社の特徴です。特に多くの商材を扱った経験があることは、大きなアドバンテージではないでしょうか。商材に応じた適切な価格設定や運用設計が可能なため、お客様のご要望に臨機応変に応えられるスキームがあります。

また、導入までのスピードにも自信を持っています。他社様で2~3カ月要する案件を、1カ月で対応したこともあります。当然プロジェクトの規模によってどうしても長期間を必要とする場合もありますが、そうした要件を見極めることができるのも、大小さまざまな商材を扱ってきたノウハウがあるからです。アパレル、生活雑貨、家具から、食品、飲料、化粧品など、通信販売で扱われるほとんどの商品に対応可能です。

われわれのような物流の現場の人間から、直接お客様にご提案することもあります。営業の社員だけではどうしても分からないこと、持ち帰らざるを得ないことも、同席することですぐに解決できます。積極的な提案型の物流、3PLを実現していると言えるのではないでしょうか。

またもう一つの大きな特徴として、ベルーナで長年のノウハウを持つコールセンターをサービスに付帯できるという点があります。お客様によってはまずコールセンターから始めてその後に物流を導入する場合や、その逆の例もあります。これまで両社が蓄えてきたさまざまなノウハウを活かし、お客様が思い及ばないような提案、サービス設計や構築ができることが、当社の強みです。

通販の経験を活かした多種対応。どんな相談も断らない

Q:どのようなお客様が利用されていますか?
化粧品や健康食品といった消耗品、いわゆる単品リピートといわれる分野を得意としていますが、その他にも書籍や紅茶メーカーの通販など幅広く対応しています。これらは年間を通して売上の波が一定であり、お客様も管理がしやすい分野だと思います。

過去には、冷凍や冷蔵が必要な製品を扱ったこともあります。倉庫内に特別に冷蔵庫を搬入し、対応しました。また、重量が10キロや20キロという単位の飲料も倉庫にあります。製品の種類や分量にもよりますが、そうしたイレギュラーな案件でもご相談いただければ全力で対応したいと思っています。

本社が所在する埼玉県上尾市や吉見町の倉庫では、健康食品と化粧品を扱っています。栃木県鹿沼市では食品やワイン、家具などの大きなものを取り扱う宇都宮流通システムセンターという倉庫もあります。その他にも、群馬県足利市や奈良県吉野郡には、ともに看護系の製品を扱うサービスである「ナースリー」と「アンファミエ」の物流センターもあり、さまざまな業態の製品、サービスに対応した実績がございます。

お客様からのご相談には、どのようなものでもすぐに断るということはしておりません。難しいかなと思われる場合でも、お気軽にお声がけいただければと思います。

DINETTE株式会社様

道具の最適化で効率アップ。ベテラン社員の大きな存在

Q:サービス運営にあたって工夫されていることは何ですか?
当社では、棚や作業台を強化ダンボールで構築しています。こうした設備は、例えば急な需要増があっても必要に応じた分量の増加が可能で、不要になったら再度折りたたんで収納ができます。そのため出荷波動に対応し、安定したサービスの提供を実現しています。

われわれの業態は、扱う商材によって倉庫内のレイアウトを変更するのが一般的です。その頻度は割と高く、当社では年に4回ほど大規模な引越しを行っています。その際、作業台が固定型の重いものであれば、レイアウト変更のためだけに多くの時間と人手が必要になるでしょう。その点段ボールの作業台は、1日単位で変更が可能です。

また、倉庫内の製品管理において必須となるハンディターミナルは、電気配線不要なタイプを用いています。これにもし有線タイプを利用していたら、レイアウト変更の際、電気工事から始めなければならないこともあります。

また、ベルーナ時代から在籍する30年以上のキャリアを持つベテランスタッフがいることも、差別化の大きなポイントかと思います。派遣社員の方や臨時で来てくださる方々中心で作業をすると、どうしても業務の説明から始めざるを得ず効率が悪くなります。サービス品質の低下の一方、コストは高騰することになるでしょう。ベテランが多く在籍していることは、安定したサービスの提供に大きく寄与していると思います。

数年前、そうしたベテランスタッフが中心で活躍できるよう組織改革を行いました。現場を分かっている方にリーダーを任せることで、スタッフの能力や満足度を向上させ、離職率の低減に良い影響を与えることに成功しました。

いわゆる倉庫管理システムである、WMS(Warehouse Management System)は専門のシステム会社と提携していますが、われわれが求めるスピード感にも柔軟に対応してもらっています。過去には1年間で案件数が2倍近くに成長したこともありましたが、それら協力体制がなければ決して成り立たなかったと思います。

DINETTE株式会社様

厳しい物流業界。多面的な観点で競争力維持

Q:今後の展開についてお聞かせください。
物流業界では人手不足が深刻に懸念されています。その反面、たとえ人件費や最低賃金が上昇しても価格へ転嫁することは難しく、厳しい状況に置かれています。そのため、業務の自動化や提案力などの手段を用いた他社との差別化をより一層進化させ、競争力を維持したいと考えています。

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